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ここではスニーカーにまつわる雑学を紹介します。

ナイキのロゴマークは35ドルで取引された!?
ナイキのマークはなぜあの「ペケ」のようなマークなのでしょう。
そもそもナイキという名前の語源はギリシャ神話に登場する勝利の女神「ニケ」(nike)からとったそうです。
そしてマークはこのニケの羽がモデルとなっています。
羽を伸ばした時の「Vの字」がナイキのロゴマークに似ています。
このナイキのロゴマークを作ったのはキャロライン・デビッドソンです。ナイキの創業者フィル・ナイトが会社の資金を稼ぐために大学で会計学を教えていて、その時に女子学生として学んでいたのがデビットソンだったのです。
デビットソンに仕事を依頼するものの、なかなかフィル・ナイトの納得のいくロゴを作る事が出来ませんでした。
そして、ロゴマークを決めなければならない時間が迫り、デビットソンは一つのロゴを決断するのです。
フィル・ナイトは「いまの私には、これが最高のデザインだとは思えない。
しかし、時間とともに馴染んでいくものなのだろう。」と言いました。つまり、数多くある作品の中から選び出したのがあのロゴマークなのです。このロゴマーク(スウッシュ)はたったの35ドルで取引されたと言われています。

アディダスとは人の名前だった!?
サッカー人気に伴って、スポーツブランドの「アディダス」も大人気となりました。
3本線のシンボルマークは、スポーツだけでなく、普通の服にも溢れています。この「アディダス」という社名の由来は、実は人の名前だったのです。アディダスは、ドイツのアドルフとルドルフというダスラー兄弟が設立した会社です。
アディダスになる前は、ダスラー兄弟商会という名前だったのですが、スポーツシューズの開発に力を入れ、サッカーシューズで有名になります。それは、これまでのスポーツ用スパイクを画期的に改良したものでした。
1932年のロサンゼルスオリンピックで、ドイツ選手はこの靴によって大活躍しました。
また、サッカー選手だけでなく、あらゆるスポーツ界で、このシューズは有名になったのです。
兄のアドルフは、自分のニックネームの「アディ」とダスラー家の「ダス」からとって、「アディダス」という名前の会社を創立し、弟のルドルフが「プーマ」を創立しました。

コンバースの星の意味!?
スニーカーブランドのコンバースの中にコンバース・オールスターというスニーカーがあります。
コンバースといったらオールスターというくらいすっかり定番のものです。
アメリカでは、Chuck Taylor All-Starsとも呼ばれます。
このChuck Taylorは、1917年にオールスターが登場したときにこの靴を利用したバスケットボールプレーヤーの名前です。
彼はこの靴の改良提案や販売にも関わり、その普及の功績から1946年以降アンクルパッチ(踝部の星のマーク)に彼のサインが入るようになり、それは現在も続いています。
つまりこの星マークはただのマークではなく、成功の意味を持つマークだったのです。

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